並び矢
原資料では「並び矢」を中心に、各地の家紋・神紋の記録が集められています。
徳島の今市正義氏について「先祖が播州龍野から蜂須賀家に従って阿波に入り、紋は並び矢」とする資料が収録されています。ただし、これは特定の今市家の伝承であり、村瀬家との同族関係を直接証明するものではありません。
各地の並び矢メモ
- 信濃・松塩筑地方 — 赤羽姓など。
- 清水町史 — 丸に並び矢(若栗家)。
- 京都・大歳神社 — 神紋「並び矢」。
- 与謝郡野田四辻・八幡神社 — 神紋「並び矢」。
- 知夫郡浦郷町・由良比女神社 — 神紋「丸に並び矢」。
- 水上町町誌みなかみ — 桑原・沢井・岸野などに丸に並び矢、ほか。
- 久瀬村 — 村瀬は「下り藤」、矢野は「丸に並び矢」という記録。
- 増穂町・芳野村・瑞穂町田所地区などにも並び矢の記録。
佐々木高綱・梶原景季と並び矢
源平盛衰記を題材とした絵馬について、佐々木高綱には四つ目結、梶原景季には並び矢の家紋が描かれているという説明が収録されています。
重要:「並び矢がある」ことだけでは、村瀬家の血統や家紋の起源を確定できません。家紋研究では、家ごとの伝承・墓・文書・地域史を組み合わせる必要があります。